ダウン・フェザー・羽毛・羽根?
ダウンウェアは今や当たり前の素材です。
ダウンウェアの歴史
ダウンジャケットが誕生したのは、1936年にドイツ系アメリカ人のエディー・バウアー氏が発明したそうです。
アメリカブランド「Eddie Bauer (エディー・バウアー) 」の創業者です。
このエディー・バウアー氏、多岐に亘るスポーツ愛好家で、釣り、テニス、スキー、ゴルフ、ハンティング、カヌーなどを年中嗜み、釣りやゴルフに至ってはロッド (竿) やゴルフクラブを自作して使っていたそうです。
そんな彼が真冬の釣りに出かけた際、あまりの寒さに危うく凍死寸前の低体温症になってしまったことがダウンジャケット誕生のきっかけでした。
真冬でも釣りがしたい彼は、水鳥の羽毛に着目し、服を作ることを考えます。サンプルを作ってみるものの着用すると羽毛が下に偏ってしまい、洋服としてうまく機能しません。試行錯誤を繰り返す中で、ダウンを菱形の状態でキルティングすることで生まれたのが、世界初のダウンジャケットでした。
ダウンとは
ダウンとは水鳥の胸のあたりに密生しているタンポポの綿毛のような形状の羽で水鳥の肌着にあたります。
このボール状のダウンが空気をたっぷりと含んで、保温性とかさ高を生み出します。
このダウンは1羽の水鳥から約10~20g程度しかとれません。
1枚の羽毛ふとんを作るのに120~150羽の水鳥が必要です。
フェザーとは真ん中に固い軸がある羽根で、水鳥の上着にあたります。
6.5cm以上のものをフェザー、6.5cm未満のものをスモールフェザーといい、寝具で使われるはほとんどスモールフェザーです。
保温性はあまり高くありませんが、通気性がいいので主に暖かい季節の肌ふとんや枕に使われます。
ちなみにダウンが50%以上のものを羽毛ふとん、50%以下のものを羽根ふとんといいます。
ダウンウェアではこのような表記の違いがなく、ダウンとダウン以外の羽素材は全てフェザーと表記されています。
知っておきたい現実
ダウンがとれるのはダック(アヒル)とグース(ガチョウ)です。
ダックは北京ダックなど肉を食用にされます。
グースは肉も食用にされますが、フォアグラの需要が大きいため、それように養殖されています。
食用にされるダックやグースは比較的若い段階で食用になるため、高品質のダウンがとれません。
ある程度育ったもののダウンがいいとされるため、フォワグラ用のグースやダウンをとるために
飼育されているグースから高品質のダウンはとられます。
さらに高品質のダウンとなるには、人の手でむしる必要があります。
人の手でむしる方法はハンドピックと呼ばれています。
そして、その中でも生きたままでむしり取る方法はライブハンドピックと呼ばれます。
ウール製品などのように刈り取るのではありません。
唯一というべきか、最高級のアイダーダウンは保護鳥のため直接採取不可能なため、巣から集めた貴重な素材です。
何が言いたいか?
ダウンウェアの不買運動?
・・・ではなく。
そういった素材であることをご理解の上、末長く着用いただけることを願います。
末長く着用下さい
何が言いたいか?
ダウンウェアの不買運動?
・・・ではなく。
そういった素材であることをご理解の上、末長く着用いただけることを願います。
願わくば、低価格で販売されているものの現実を直視し、良いものを長く着用していただけるように切に願います。
長く着用するためのお手伝いはクリーニング店にお任せください。
お勧めしたい
業務用販売品
クリーニングホワイティー
成田市でシミ抜きで有名なクリーニング店と言ったらクリーニングホワイティー
クリーニングホワイティー成田店
◆ 所在地 | 〒286-0048 千葉県成田市公津の杜1丁目13−14 |
◆ 電話番号 | TEL:0476-29-7020 |
◆ 営業時間 | 平 日:8:00 ▶︎ 19:00 日・祝:9:00 ▶︎ 19:00 |
◆ 定休日 | 年中無休 (GW・お盆・年末年始を除く) |